日本における産後ドゥーラの必要性

ドゥーラってなんだろう

ドゥーラとは女性の妊娠中から分娩時、そして産後にかけた身体的・心理的・社会的のサポートを提供する役割をもつ人を指します。

昔アメリカでは助産師がいない時代があったそうです。
その時に活躍していたのがドゥーラ。妊娠期や出産のとき、産後にも母親に寄り添う役割を担っていました。

現在でも、アメリカの出産では助産師が病院に少ないせいもあって、ほとんど介入しないでお産になるようです。そこでみな、出産ドゥーラ、産後ドゥーラを頼りにしていることが多いそう。

日本におけるドゥーラの役割

その点日本は、助産師が病院内にたくさんいるため大変恵まれているようです。分娩件数が多いほど助産師も多く、日本赤十字などになると分娩件数3000件以上、助産師も100人以上の大所帯になってます。

ちなみにうちの病院は出産件数1200件ほど、助産師は32人かな。中堅にしては助産師の数が少ないです。
そんな日本の恵まれた医療世界においてドゥーラの役割はどこにあるのか。
それは主に産後になります。

日本は現在、産後マタニティーブルー、産後鬱、産後クライシスの数が増えてきています。それは同時に虐待にもつながる可能性十分にあるということを示しています。

なぜマタニティーブルーや鬱、クライシスが増えているのか。

日本は今核家族化の高齢出産傾向です。いざ自分が出産したら親の介護も始まるとか、親は地方にいて出産後は自宅に帰宅し支援してくれる存在がいない、なんてことはよく聞く話になってきました。

その中で泣き止まないわが子と、うまくいかない授乳、今までの自分の時間がいざなくなってしまったときの環境不適応。

今日、産後ドゥーラの講習にいってきて、とても素敵な言葉を聞きました。それはアメリカでドゥーラをしている方のドキュメンタリービデオからだったのですが、こういう言葉です。

「おむつ替えとか赤ちゃんが泣くとか、全部ひっくるめて母親になるってこと。」

そうなんですよ。その覚悟が必要なんです。しかし、出産後なかなか気持ちがそこまでつていかず、赤ちゃんとマンツーマンになったときに不安に襲われる。それがマタニティーブルーです。

私が目指すもの

産後の施設を作ることが私の目標の一つですが、産後ドゥーラの資格を取ることで助産師×ドゥーラのが経営する施設を作ろうと発想が増えました。ドゥーラは助産師などの資格がなくてもなれるのですが、×助産師があることでできるケアは大幅にアップするし、需要も各段にあがるそうです。

今日行った講習は、10月から開講するドゥーラ養成講座のプレ講座でした。そこで助産師として産後ケアセンターをつくりたいこと、大学院に入っていることをアピールしてきたら、助産師会の理事の方が声をかけてくださいました。私と同じような思想を持った方を紹介していただけそうです。もしかしてもしかすると、人脈が広がるチャンスです。

助産師会のトップの方に話を聞いていただけたこと、私のやりたいことを少しでも伝えられたこと、そして応援し助言をいただけていること、とてもとても大きな一歩であり、出逢いに感謝の気持ちでいっぱいです。

10月開講の講座にいけるように、働き方の調整、本格的にしていこうと思います。

できたら今の病院に残りつつ、病院内にドゥーラをつくって発信してみたい。そして有名な病院にしたいなって思う。けど私の病院なわかじゃないし、そこは、ね。でも少しでもチャンスがあれば全力でしがみつく覚悟です。

今日は素敵な出会いに感謝の一日でしたw

 

☆今日という一日を振り返る☆
~10:00勤務終了
13:30~16:00産後ドゥーラ養成講座・プレ講座in築地
18:30~19:30ちょっと寝るzzz
19:30~友達とラーメン食べる
これからダーツにいく

☆勉強☆
ドゥーラに関しての勉強のみ。大学院は明日❤

☆明日の予定☆
13:30~16:30大学院の先輩の講演会
17:00~卓球の予定

全ての出会いに感謝します。今日も素敵な一日だった❤

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