【中目黒母乳ケア】母乳が出る仕組み

こんにちは!助産師のあおいです。

出産後のママから、「わたし、母乳が出ないんです。周りのみんなは出ているのにどうして・・・」と聞かれることが多々あります。
一概に原因はこれ!!って指定はできませが、人間十人十色なので、母乳の出方も十人十色です。
疲れや貧血、年齢やストレス具合、いろんな外的要因というものも関与きます。

母乳の出る仕組みを知っていると、妊娠中から対応でしますし、産後に自己喪失を感じることも無くなります。

母乳の出る仕組み

そもそも母乳って、出産したら吹き出るものと思っていませんか??

ご出産されてから、胎盤が剥がれ出てから初めて、母乳が出るホルモンに変化します^^

ん?
ホルモン?
胎盤???

という方はこちらのサイトをご覧ください^^
いわばママの体は大パニック状態。

赤ちゃんがお腹の中にいる時と、産まれた時ではホルモンが一気にババっと変わっているんです。
これは男性にはない変化なので、男性には理解できないところの1つなんですね。
PMS(月経前症候群)というのは、生理前の女性のホルモン変化により起こるものです。

月経は、赤ちゃんの一番最初(卵子と精子が出逢ってから)の場所が、受精しなかったために「あ、今回使わなかったー。生まれ変わろうー。」と、剥がれる現象です。
剥がれるので出血も出るし、痛い。

出産はそれとは別で、お腹の中で育っていた赤ちゃんも、包まれている幕も、赤ちゃんを育てていた根っこのような胎盤も、全てが出ます。

この文章だけで、痛さが比じゃない事がわかりますよね。

鼻からスイカ、はわかりませんが、体内で剥がれていくことを想像していただければ、鼻からスイカという非現実的なものよりわかりやすいかも。
赤ちゃんが生まれるために陣痛が起きるのは、生理的変化ですね。
その陣痛を起こすホルモンと、母乳を出すためのホルモンは、一部一緒です。

なので、妊娠中は母乳が出ない(ホルモン濃度の高い方は、母乳が出る人もいます)のは、=陣痛にも繋がるからなんです。

そんだけすんごい変化が身体の中で、しかも比較的急速(陣痛から出産までの時間は初産婦さん平均14時間と、そこを見れば長いのですが、10ヶ月からの14時間で徐々に変化、出産直後に変化、なので、急速な変化です)なので、PMSより目まぐるしく不安定になりがちです。

そこで旦那さんやご家族の言葉、医療者の言葉が、結構響いてしまいます。
出産後に注意してほしいことはこちらをご覧ください。
そんな急速な変化で母乳が出る仕組みも動き始めるので、産まれてからすぐに「ピュー」っとはほとんどの方は出ないんですね。

じゃぁなんで赤ちゃんは吸ってるの?

これは、赤ちゃんの本能です。
産まれたての時は、出ているから吸っているというより、本能で吸っています。

カンガルーケアで、赤ちゃんを胸に載せたことがある方だったらわかるかもしれませんが、赤ちゃんがおっぱいを探したり、自分で加えようとしたり、していませんでしたか?

あれも本能です^^

後、赤ちゃんは原始反射といって、自分で無意識に反射する力を持っています。

ビクッとするモロー反射が代表的ですが、吸啜反射というものもあります。

指を口の中に入れると吸う、あれですね^^

なので、哺乳瓶をゴクゴク飲むのは、舌の上に硬くて吸えるものが自動的にくるので、赤ちゃんにとっては吸いやすいんですね。

そして、実際に分泌されているものを吸っているか、量を飲み込んでいるかというと、最初は正直『わからない』です。

当日・1日目・2日目と退院するまでの間に、授乳の練習や、哺乳量の測定で体重を測ってみたり、助産師や看護師の授乳ケアで診てみて、初めてわかることが多いです。