ピルのお話
ピルをご存知であろうか。
「ドイツではほぼみんな飲んでるよ」
と話してくれたのはドイツの友達。
ドイツでは付き合ったら自然に一緒に住む流れになることが多いそうで、
女性も避妊や生理痛軽減の目的でピルを自然に飲む習慣になているらしい。
日本ではピルは「避妊」ととらえられがち。
実際私は内膜症疑いでピルを11年間飲んでいたが、
付き合う人に「なんで飲んでるの?」って聞かれることもしばしばあったし
友達にも「避妊できるから?」って聞かれたこともある。
ピル=避妊
ではないんじゃないかなー。
もちろん、避妊のために飲んでいる人もいる。
緊急ピルなんかは、性交渉後に緊急で飲むもの。
要は、中出しだったりゴムの破損去ったり、強要されたセックスだったり
そういう緊急時に避妊ができるものである。
なぜ女性は女性自身で身を守らなきゃならないんだろう。
男性はなーーーに考えてんだよ。
って思う気持ちはちょっとおいといつ。
また後日お話します。
ピルを飲み始めた理由
元々月経量が多かった私。
ナプキンじゃ抑えられないほど血がでていた10代後半。
まぁそんなもんだと思っていたんですよね。
痛い生理痛も、みんなこうなんだと。
ひどいときは1日起き上がれないくらいの激痛。
男性に説明するなら、インフルエンザみたいな感じね。
看護師になってお正月あたりの勤務で倒れました。
トイレでワゴトニ―反射(副交感神経反射)発症
激痛と、血がばーって出たのと、汗が止まらなくなった。
で、ナースコール押して後輩に車いすで病室に連れてってもらうっちゅー。
いやぁ笑えなかったね。
それから婦人科にいき、ピルを飲むことに。
21歳くらいからだから、かれこれ11年飲み続けたことになります。
もともとHb9だった私が、4-5年でHb12-13まで上がり、
まぁ鉄欠乏性貧血って毎回診断がついてたのがつかなくなった
って感じですw
生理痛もごく軽くなり、出血がほとんどなくなりました。
どんだけでてたんだってゆー。
生理についてのお話も、また今度いたします。
これは男性にもきちんと知っておいてもらいたい話。
はずかしーーーーとかないですからねー。
そもそもなんで恥ずかしいのか。
そんなこんなで調子よく来ていた半面、こわくてピルが止められませんでした。
しかし、夜勤が多いせいかピルを飲む時間が12時間でもすれると不正出血が止まらなくなることが増えてきて
ついに3月あたりはだらだら出血が半月くらい続いてホルモンバランスが崩れ
精神的にもよくなくなりそうだったのでやめてみました。
そもそもピルって排卵を止めてるから、あれもしかして11年も排卵止めてたから排卵ちゃんとするのかな
とか、なんかそんなことも考えてみたり。
ピルをやめた結果
まだ2か月目ですが、やめて最初の生理はばーーーっと血が出て朝から貧血になりました。
生理痛もひどかったのですが、その日は夜勤だったので痛み止めを飲んで向かいました。
仕事している最中によくなってきて、結局生理痛と貧血は1日でなれました。
おそらく、今まで11年間そんなことなかったから、身体も反応したのかなと思います。
その後はふつうに過ごせたし、1週間くらいで生理が終わった感じです。
さてこれからまた次がどうなるかわかんないけど、
「生理前と生理中は無理をしない」と自分に約束しました。
動くことも大切だけど、身体も大切。
で、やっぱり夜勤は、3交代のほうがいいんじゃないかなって結論。
女子で徹夜は、「産むための身体」には本当によくないんじゃなかな。
精神的にも崩れるしね。
助産師やってて何言ってんだって感じですが、身をもってそう思います。
もしこの記事を読んで、ピルに関してとか働き方に関してとか、
相談のある方いらっしゃいましたら、問い合わせからご連絡ください。
痛みや不安からすこしでも開放されますように(^^)
毎日を笑顔で過ごすためにもねw